ゴジラは、日本の東宝が1954年(昭和29年)に公開した特撮怪獣映画『ゴジラ』に始まる一連のシリーズ作品及び、それらの作品に登場する架空の怪獣の名称である。これら一連のシリーズ作品のことを「ゴジラ映画」と呼ぶこともある。
本項ではシリーズ作品全般についての解説を行う。個々の作品の詳細は後述のリストを参照。
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ゴジラ映画の変遷[]
第1期・昭和ゴジラシリーズ[]
シリーズの特徴・経緯[]
1954年11月3日、同年3月1日にビキニ島の核実験によって起きた第五福竜丸事件をきっかけに製作された、第1作“水爆大怪獣映画”『ゴジラ』が公開される。身長50メートルの怪獣ゴジラは人間にとっての恐怖の対象であると同時に、「核の落とし子」「人間が生み出した恐怖の象徴」として描かれた。また核兵器という人間が生み出したものによって現れた怪獣が、人間の手で葬られるという人間の身勝手さを表現した作品となった。観客動員数は961万人を記録。この成功を受けて直ちに続編が準備され、翌年の1955年に公開された第2作『ゴジラの逆襲』で描かれた「怪獣同士の対決」は以後のゴジラ映画のフォーマットとなり、その他の怪獣映画の製作にも影響を与えた。7年後の1962年に公開されたシリーズ第3作『キングコング対ゴジラ』では観客動員数1255万人とシリーズ最高を記録。アメリカなど日本国外でも上映され、大ヒットとなる。以降、日本国外での興行成績が良かった昭和ゴジラシリーズは、外貨獲得の手段として1960年代には次々と作品が製作されていった。
しかし、第5作『三大怪獣 地球最大の決戦』でゴジラが人類の味方として扱われて以降、ゴジラは恐怖の対象としての側面が薄まっていった。新作の度に次第に娯楽作品へのシフトが進み、ゴジラの擬人化的演出も見られ、本来のテーマであるSFとしてのリアリティも希薄になっていった。そして第12作『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』以降は完全に子供達のヒーローとして描かれた。
家庭へのテレビの普及などもあり、新作の度に観客動員数が前作を下回っていく[1]。それに合わせて上映時間が短縮され、制作費も縮小。そのためビル街などの大掛かりなセットが製作できず、山林のセット主体の作品が続き、怪獣の戦闘場面に流用シーンが多用されるようになる。そして1973年に公開された第13作『ゴジラ対メガロ』で観客動員数が100万人を割り(98万人)、更に次次作『メカゴジラの逆襲』でそれを下回る97万人を記録。歴代ワースト1位を記録した。これを受けて東宝は、巨額の予算がかかる怪獣映画を封印することを決定し、『ゴジラ』は1984年まで長い休止期間に入る。
影響[]
第一作目の『ゴジラ』は、演技者がぬいぐるみ(着ぐるみ)に入って演じる手法を主体としており、この手法は以後、日本の特撮映画やテレビ特撮番組の主流となった[2]。
関係者[]
この期間、ゴジラのスーツアクターは中島春雄、手塚勝巳、高木真二、図師勲、河合徹が務めた。また特殊技術は円谷英二、有川貞昌、中野昭慶が務めている。
第2期・平成ゴジラシリーズ(vsシリーズ)[]
シリーズの経緯[]
1984年、『メカゴジラの逆襲』以来9年ぶりに製作されたシリーズ第16作『ゴジラ』では、第1作を踏まえ、ゴジラ以外の怪獣は登場せず、再びゴジラは恐怖の対象として描かれた。この作品においてゴジラは1954年に一度だけ日本を襲った怪獣とされ、第1作の直接の続編という形をとっており、以後の作品すべてをリセットした。また当時と異なり、ゴジラの設定サイズの50メートルより高い高層ビルが多くなっており、それらに合わせゴジラのサイズを80メートルに設定。後のシリーズ第18作『ゴジラvsキングギドラ』以降はサイズは100メートルとなった。
5年後の1989年、直接の続編であるシリーズ第17作『ゴジラvsビオランテ』が公開された。以降「昭和ゴジラシリーズ」と同様、対決ものとしてシリーズ化され、1991年公開のシリーズ第18作『ゴジラvsキングギドラ』以降は正月映画として1995年公開の第22作『ゴジラVSデストロイア』まで毎年1本のペースで製作された。
第2期の初期(『ゴジラ』『ゴジラvsビオランテ』)は高齢化した当時のゴジラファンをターゲットにしていたためストーリーも大人向けであり、リアル路線であった。しかし実際の観客は子供が多数を占めていたため、徐々に子供でも楽しめるシンプルな娯楽映画にシフトしていき、内容もファンタジー要素やSF要素が強くなっていった。また『ゴジラvsビオランテ』が内容では高い評価を得たものの動員数が伸びなかったため、その後は昭和の人気怪獣の再登場路線となる。『ゴジラvsキングギドラ』以降は動員数も大幅に向上し、大ヒットシリーズとして定着していった。
ハリウッド版『GODZILLA』の製作決定によりシリーズ第22作『ゴジラvsデストロイア』でシリーズ終了となった(当初、『ゴジラvsメカゴジラ』が同様の理由で最終作として製作されていたが、ハリウッド版の企画が遅れていたため、シリーズ延長となった)。劇中でゴジラの死を描き、以降は休止期間となる。
シリーズの特徴[]
「平成ゴジラシリーズ」は、シリーズ第22作『ゴジラvsデストロイア』まで一貫した世界観となっている。なお「VSシリーズ」と「ミレニアムシリーズ」(『FINAL WARS』以外)は映画製作・公開年の翌年を物語の舞台にしている。
このシリーズは児童のファン層を新たに獲得し、シリーズ第19作『ゴジラvsモスラ』の公開時には『月刊コロコロコミック』と『コミックボンボン』の大手児童誌2誌で漫画化が掲載され、雑誌展開された(以降も、主に『コロコロ』が漫画化、『ボンボン』では特集記事で展開された)。『週刊少年サンデー』の表紙をゴジラが飾ったこともある。
また『コミックボンボン』で連載された「怪獣王ゴジラ」では、過去の人気怪獣をリニューアルして登場させる一方で、登場怪獣は作劇上の都合などから出生をゴジラを基点にしたほうが好都合であったため、完全な新怪獣を出すことが難しい状態になっていた。そのためこの時期の新怪獣は既存の怪獣のバリエーションが多い。
この当時は、主に新作公開の時期に合わせて「金曜ロードショー」(vsモスラ)、「水曜ロードショー」(vsビオランテ)、「ゴールデン洋画劇場」(vsキングギドラ、vsスペースゴジラ、vsデストロイア)などのゴールデン枠でも作品が全国ネット放映され、高視聴率をマークしている。
関係者[]
1993年には第1作目からゴジラ映画を数多く監督を担当し続けてきた本多猪四郎が死去した。
このシリーズでは特殊技術を川北紘一(『ゴジラ』のみ中野昭慶)、ゴジラのスーツアクターは昭和シリーズでヘドラ、ガイガンを担当した薩摩剣八郎が務めている。なお'84ゴジラの特殊技術チームは、北朝鮮の金正日(後の北朝鮮国防委員長)に招聘され『プルガサリ』の特殊技術を任されたことでも知られる。
休止期間中の1997年には第1作からゴジラ映画を製作し続けてきた田中友幸が死去した。
休止期間[]
このゴジラ休止の時期に、平成モスラ3部作が公開された。1998年にはハリウッド版『GODZILLA』も公開された。
第3期・ミレニアムシリーズ[]
シリーズの経緯[]
1999年のシリーズ第23作『ゴジラ2000 ミレニアム』でゴジラ映画が再開した。この作品で2度目の世界観のリセットがされる。第1作以外の過去のエピソードは一切語られず、ゴジラは地震や台風などの自然災害と同じように文明への脅威の存在として設定された。
本シリーズは中には第1作とその他の東宝特撮作品の世界観を反映した。しかし、観客動員数は300万人から400万人の高水準を維持した平成ゴジラシリーズと比べ、本シリーズは100万人から200万人程と大幅に減少した。そのため平成ゴジラシリーズと同じく、モスラ、キングギドラ、メカゴジラなどの人気怪獣の再登場路線となったが、低迷は避けられず、2001年から2003年までは『とっとこハム太郎』と併映される事になった。その影響で第26作『ゴジラ×メカゴジラ』、第27作『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の2作は例年より15分前後、上映時間が縮小している。
2003年の『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』は110万人と当時のワースト3位を記録(現在はワースト4位)。技術的にも制作サイドの目指すさらに高いレベルの新しい作品を制作することが困難であることを理由に、ゴジラ50周年の2004年を節目として、同年公開の第28作『ゴジラ FINAL WARS』にてゴジラシリーズは再度終了となった。
シリーズの特徴[]
ミレニアムシリーズは平成ゴジラシリーズ同様、毎年正月映画として公開される。『ゴジラ×メカゴジラ』と『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』の関係を例外として、前年の作品とはストーリーや世界観に連続性がない。
ミレニアムシリーズの特徴として、CGの多用が挙げられる。ただし平成ゴジラシリーズのように怪獣が光線技を多用する描写は少なくなっており、特撮カットはスーツアクターによるアクションやワイヤーアクションに重点が置かれた。
本シリーズは、平成シリーズとは異なり、初めから児童を対象としたシリーズであるため、途中で路線を変更した平成シリーズとは違い、初めからリアリティを追求していないテンプレート:要出典。また、『VSデストロイア』公開後の休止期間中『ポケットモンスター』『デジタルモンスター』といった、マスコット怪獣的なキャラクターの人気が出て、テレビアニメ・テレビゲームなどの児童文化の中心に君臨し、子供達の怪獣映画に対する興味が薄れてしまったという意見が、新聞・雑誌などにも多く取り上げられた。
この時期のゴジラシリーズの地上波放送は、テレビ東京系で7時から9時枠で主に放送された(なお『小さき勇者たち〜ガメラ〜』も同様の枠で放送された)。
本シリーズでは、従来の特技監督の肩書きが特殊技術となり、『ゴジラ2000ミレニアム』と『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』の2作品は鈴木健二が、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』は神谷誠が担当し、『ゴジラ×メカゴジラ』のみ菊地雄一が、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』と『ゴジラ FINAL WARS』は浅田英一が特撮パートを担当した。
このシリーズでのゴジラのスーツアクターは喜多川務(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』のみ吉田瑞穂)。
関係者[]
1999年と2000年に、ゴジラ映画の音楽と本編を担当した佐藤勝と福田純、ミレニアムシリーズが終了した後の2005年に、円谷英二の後継として特撮監督となった有川貞昌と84ゴジラの監督である橋本幸治、2006年には、「ゴジラのテーマ」等を作曲し、第1作目からゴジラ映画の音楽に携わり、東宝特撮作品を音楽面で支えた伊福部昭がそれぞれ死去した。
休止期間[]
『FINAL~』当時に出された“終了宣言”も、あくまで「今回のシリーズ(ミレニアム)は終了」というニュアンスを帯びているようである。過去にも何度かシリーズ作品が一旦途切れ、何年かのブランクの後に再び復活した歴史的事実を踏まえると、これが最後のゴジラ映画とは限らず「また数年後にゴジラシリーズを復活させるのでは」と考えるファンは多い[3]。またゴジラシリーズに数多く出演した水野久美や佐原健二も『FINAL WARS』のパンフレットで「まだゴジラシリーズに出演したい」というような趣旨のコメントをしているが、2012年には、アメリカにおけるリメイク版が制作予定されている。
東宝が直接手がけた作品ではないが、2005年には先端映像研究所が『ゴジラ 3D "GODZILLA 3D TO THE MAX"』の製作を発表し、東京を始め、南米、メキシコ、ラスベガスおよびロサンゼルスでの撮影を予定していたが、制作中止となった。
第4期・2010年代-[]
シリーズの経緯[]
ハリウッド版の世界的ヒットを受けて、2014年12月8日、東宝製作によるシリーズ新作が約12年ぶりに全国公開されることが明らかになった。2015年4月1日、脚本と総監督を庵野秀明、監督と特技監督を樋口真嗣が務めることが発表され、同年秋から撮影が開始された後、2016年7月29日に『シン・ゴジラ』のタイトルで公開された。
2016年8月19日、初のアニメーション映画作品となる『GODZILLA』の製作が発表された。監督を静野孔文・瀬下寛之、ストーリー原案・脚本を虚淵玄が務める。2017年1月19日には新たなコンセプトアートと声優陣が、同年3月26日には3部作になることがそれぞれ発表された後、同年11月17日には第1部『怪獣惑星』が、2018年5月18日には第2部『決戦機動増殖都市』がそれぞれ公開され、同年11月9日には第3部『星を喰う者』が公開された。
2020年10月7日、劇場3部作とは世界観を一新した完全新作アニメーション『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』が翌2021年4月よりテレビ放送およびNetflixにて先行配信されることが発表された。
2022年11月3日、国産実写映画としては7年振りとなる新作ゴジラを2023年11月3日に公開することが発表された。監督・脚本・VFXは山崎貴が務める。
シリーズの特徴[]
2010年代ゴジラの特徴としては、「第1作と世界観がつながっていない」という設定が挙げられる。過去のシリーズでは、それ以降の時間軸は異なりつつも、1954年(第1作)に人類の前に初めて姿を現したという設定だけは共通していた。しかし、『シン・ゴジラ』ではゴジラが初めて人類の前に姿を現したという設定になっており、第1作との世界観のつながりが存在しない。このことを裏付けるかのように劇中では「怪獣」という概念や文言自体がなく、当初はゴジラを「巨大不明生物」と呼称している。また、アニメーション3部作でもゴジラは2030年に初めて人類の前に姿を現したという設定になっており、やはり第1作との世界観のつながりが存在しない。
ゴジラと戦った組織[]
詳細は東宝特撮映画の怪獣対策組織を参照
本シリーズには以下の組織が登場している。『ゴジラ』を始めとする、東宝怪獣映画群に登場する怪獣迎撃を行うこれらの組織を総称して東宝自衛隊と呼ぶこともある。そのため正式名称ではないが、雑誌やこれらの装備を商品化したレジンキャストキット、ペーパークラフトなどでもこの呼称の使用例がある[1]。もともとは自衛隊以外の名称で登場することが多かったが、後には「自衛隊」の名前で出演するようにもなった。撮影にあたっては自衛隊の協力を得て実際の兵器の稼働シーンなどが撮影されているほか、東宝自衛隊独自の架空兵器も登場している。架空兵器に関しては東宝特撮映画の登場兵器を参照。
なお、現実世界でゴジラのような怪獣が日本に襲来する事態を想定した机上研究を旧防衛庁が過去に行っており、怪獣襲来に対しては自衛隊法第83条に基づく災害派遣で自衛隊の出動が可能とし、暴れる怪獣に対しては「有害鳥獣駆除」の名目で武器・弾薬の使用も可能との結論に達した(尚、かつてはトドが有害鳥獣駆除の為に自衛隊により駆除されていた、トド#人間との関わり参照)。
- 防衛隊
- 第1作『ゴジラ』(1954年)から『メカゴジラの逆襲』に登場する組織。以降、1970年代までの東宝SF映画ではたいてい日本の軍事組織として防衛隊もしくは防衛軍が登場する。
- 防衛軍
- 第6作『怪獣大戦争』、第25作『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』に登場するが、名前が同一なだけで両者は全く異なる組織である。
- 自衛隊
- 『ゴジラ』(1984年)以降のシリーズでは自衛隊の名称そのままで登場する。また、「ゴジラ非常緊急対策本部」という、ゴジラと銘打たれた対策本部が出来たのも本作が最初である。
- Gフォース(G-Force)
- 『ゴジラvsメカゴジラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』『ゴジラvsデストロイア』に登場する、国連G対策センターに所属するゴジラ迎撃専門の組織。怪獣迎撃にはガルーダ、メカゴジラ、MOGERAといった巨大ロボット兵器を使用する。
- Gグラスパー
- 『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』に登場する、日本独自のゴジラ対策部門。G-GRASPERの「grasp(グラスプ)」は「捕捉」を意味する。
- 特生自衛隊
- 『ゴジラ×メカゴジラ』および続編『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』で登場する、自衛隊の中でも対特殊生物戦闘専門の部隊として陸海空三軍と並ぶ第四の部隊。「特生」とは「対特殊生物」の略称。英文略記号は「JXSDF(Japan Counter-Xenomorph Self Defence Force)」。
- Gガード
- 『ゴジラアイランド』に登場する、怪獣たちと共存する孤島ゴジラアイランドの防衛組織。パンナトルテやタルトクープ、ジェットジャガーシリーズなどのメカを所有する。
- 地球防衛軍(EARTHDefence Force)
- 『GODZILLA FINAL WARS』に登場する、人類がお互いを敵とする時代を終え、怪獣の脅威に立ち向かう為に、地球の軍事力が一つになった。地球最大の規模を持つ対怪獣用防衛組織。主に新人類であるミュータントが防衛軍の中心となっており、メーサー殺獣光線車、轟天号、新・轟天号、ランブリング、火龍、エクレール、メーサー銃、ドッグファイター、EDF戦車等の対怪獣用の強力な兵器を有する。
ゴジラ映画の一覧[]
国内歴代シリーズ[]
テンプレート:ゴジラの映画
日本国外版[]
括弧内は原題。
- 『怪獣王ゴジラ(Godzilla, King of the Monsters!)』(1956年)
- 『ゴジラ』(1954年)の日本国外版。レイモンド・バーの出演シーンを追加。
- なお 『ゴジラ』は海外市場では2004年まで未公開の状態だったため、『怪獣王ゴジラ』は日本国外の人々にゴジラの存在を披露する役割を果たした。
- 『炎の怪獣ジャイガンティス(Gigantis, the Fire Monster)』(1957年)
- 『ゴジラの逆襲』の日本国外版。『怪獣王ゴジラ』同様アメリカで再編集され公開された。
- 前作『怪獣王ゴジラ』でゴジラは死亡したため、別個体とはいえ同じ怪獣が出るのも不自然に思われるという配給側の懸念から、本作のゴジラは「ジャイガンティス」という別の怪獣という扱いになった。
- 当初は『ゴジラの逆襲』と主要なストーリーは同様ながら、上記ジャイガンテスとアンギラス(海外版名“アンジラ”)が戦う、という形でオリジナルシナリオに若干の変更を加えた作品が企画されており、変更・追加される特撮シーンをアメリカにて撮影する、という予定であった。しかし、諸事情(アメリカ人アクターが着ぐるみでの演技に慣れておらず、ゴジラの動きをうまく再現できないことに加え、予算面の問題が発生した)により新撮を断念し、日本オリジナル版を再編集のみ行ったものが上記のタイトルで公開された。
- “ジャイガンティス”は着ぐるみまで完成しており、これは『ゴジラの逆襲』で使われたものではなく新たに製作されたものだが、新撮の断念により全く使用されず、他の作品で使用されることもないままその後処分され、数枚の写真のみが現存する幻の存在となった。
- 『ゴジラvsザ・シング(Godzilla vs. the Thing)』(1964年)
- 『モスラ対ゴジラ』の日本国外版。シリーズ史上唯一、東宝側が日本国外バージョンの特別シーンを制作、追加。
- 『ゴジラ1985(Godzilla 1985)』(1985年)
- 『ゴジラ』(1984年)の日本国外版。レイモンド・バーらの出演シーンを追加。
- 『GODZILLA』(1998年)
- ハリウッドのトライスター・ピクチャーズで制作された新作ゴジラ。ローランド・エメリッヒ監督。同年のゴールデンラズベリー賞最低リメイク賞を受賞。続編のテレビアニメ「ゴジラ ザ・シリーズ」(Godzilla: The Series)が作られた。
- 『ゴジラ2000(Godzilla 2000)』(2000年)
- 『ゴジラ2000 ミレニアム』の日本国外版。セリフや音楽などが変更されている。
- 『GODZILLA ゴジラ(Godzilla)』(2014年)
- ハリウッドのレジェンダリー・ピクチャーズで制作された新作ゴジラ。「モンスターバースシリーズ」の第1弾。ギャレス・エドワーズ監督。
- 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(Godzilla: King of Monsters)』(2019年)
- 『GODZILLA ゴジラ』(2014年)の続編。「モンスターバースシリーズ」の第3弾。マイケル・ドハティ監督。
- 『ゴジラvsコング(Godzilla vs. Kong)』(2021年)
- 「モンスターバースシリーズ」の第4弾。アダム・ウィンガード監督。
再編集版[]
- 『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 地球最大の決戦』(1971年)
- 『三大怪獣 地球最大の決戦』の改題・短縮版。
- 『怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ』(1971年)
- 『怪獣大戦争』の改題・短縮版。
- 『ゴジラ電撃大作戦』(1972年)
- 『怪獣総進撃』の改題・短縮版。
その他の作品[]
- 『がんばれ!ゴジラ』 - 1967年頃にイベント用に上映されたもの。
- 『流星人間ゾーン』(1973年)
- 日本テレビ系で放送された特撮ヒーロー番組。ゴジラやキングギドラやガイガンが登場した。詳細はリンク先参照。
- 『Godzilla』(1978年)
- アメリカのハンナ・バーベラ社が制作したTVアニメ。全26話。この作品のゴジラは正義の味方で口から火を吐き目からビームを出す。身長100フィート、体重40t。体色は緑。鳴き声は本家と違う。ゴジラと同族の親戚怪獣ゴズーキー(手足に皮膜がある)が登場。
- 『Shogun Warriors』(1970年代)
- アメリカで展開された、日本のロボットアニメの主役ロボットや怪獣たちによる玩具ラインナップ。ゴジラとラドンが玩具として発売されている。玩具としてのギミックが多く付加されており、ゴジラがロケットパンチを放つ。『FINAL WARS』でメインタイトルをデザインしたカイル・クーパーはこの玩具を「僕の初めてのゴジラだ」と大切に所持している[4]。
- マーベルコミック版『Godzilla, King of the Monsters』(1977年 - 1979年)
- マーベルコミックより出版されたアメリカンコミックシリーズ。全24号。マイティ・ソーやアイアンマン、ファンタスティック・フォーといったスーパーヒーローたちと共演を果たしている。第6号では巨大ロボットRed Ronin、第10号ではイエティ風の怪獣Yetrigarなど、オリジナルキャラクターも登場している。
- 『怪獣プラネットゴジラ』(1994年)サンリオピューロランドで上映された3D映画。詳細はリンク先参照。
- 『ゴジラアイランド』(1997年 - 1998年)
- テレビ東京系で放映された5分番組。登場する怪獣は、着ぐるみではなく市販のソフビ人形などを改造したもので撮影されている。隠れた人気番組。詳細はリンク先参照。
- 『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(2007年) - ゴジラ単体の作品ではないが、冒頭、吉岡秀隆演ずる茶川竜之介の書く小説の世界として、フルCGで東京タワーや鈴木オートを破壊するゴジラが登場し、ゴジラのメイン・テーマも使用されている。このゴジラは『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の白眼のゴジラのガレージキット(原型製作は丹羽俊介)をモデルに、監督の山崎貴自身がデザインしたもので[5]、わずかながら東宝公認の“復活”を果たすこととなった。
各作品世界観[]
- 『ゴジラ』 - 『メカゴジラの逆襲』
- 『モスラ』などの出来事もあったという世界観になっている。ただし『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』は、現実世界を舞台にしている。
- 『ゴジラ』、『ゴジラ』 - 『ゴジラvsデストロイア』
- 『ゴジラの逆襲』から『メカゴジラの逆襲』までの出来事は無かった設定になっている。更に『ゴジラvsキングギドラ』でそれまでのゴジラの歴史がリセットされる。
- 『ゴジラ』、『ゴジラ2000 ミレニアム』
- 2度目のリセット。1作目以降、ゴジラは度々日本を襲い、その間、他怪獣は現れなかった設定になっている。
- 『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』
- 1作目を踏まえず、1作目に近い出来事が当時起きていたという設定になっている。
- 『ゴジラ』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』
- 1作目以降、全く怪獣が現われなかった設定になっている。ただし『GODZILLA』のような出来事があったらしい。
- 『ゴジラ』、『ゴジラ×メカゴジラ』 - 『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』
- 1作目でゴジラが白骨化して以降、日本には多くの怪獣が現れるようになったという設定になっている。
- 『ゴジラ FINAL WARS』
- 1作目を踏まえず、1作目に近い出来事が当時起き、その後多くの怪獣が現れるようになったという設定になっている。
破壊された地域、建物[]
『ゴジラ』(1954年)でゴジラが銀座を破壊した際、松坂屋を無断で炎上させたために「縁起でもない」とクレームが付いた。それ以降、実在する建物を破壊する際には所有者の許可を取るようになった。しかし、ゴジラに破壊された建物はその後、業績が好調になっていたりするため「ぜひとも次のゴジラ映画でウチを破壊してほしい」というオファーが東宝に来た事がある(『ゴジラvsビオランテ』でゴジラに破壊される大阪ビジネスパークのTWIN21などを中心になって建設した松下グループに許可を貰いに行くと逆に大歓迎されたり、朝日新聞千葉版の『ゴジラvsメカゴジラ』の広告に、「今度の決戦はご当地・幕張ベイエリア!」とコピーがつけられた事もある)。また、シリーズを通じて一度も中国・四国地方には上陸していない。
地域[]
日本国内[]
- 北海道
- 能取岬(『ゴジラvsキングギドラ』)
- 網走原野(『ゴジラvsキングギドラ』)
- 札幌市中央区(『ゴジラvsキングギドラ』)
- 納沙布岬(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
- 根室市(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
- 青森県
- 青森市(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 山形県
- 山形市(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 宮城県
- 松島湾(『キングコング対ゴジラ』)
- 仙台市(『キングコング対ゴジラ』、『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 栃木県
- 那須高原(『キングコング対ゴジラ』)
- 千葉県
- 松戸市(『キングコング対ゴジラ』)
- 千葉市美浜区幕張新都心(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 館山市(『ゴジラ×メカゴジラ』)
- 東京都
- 銀座(『ゴジラ』(1954年))
- 有楽町(『ゴジラ』(1954年)、『ゴジラ』(1984年))
- 永田町(『ゴジラ』(1954年))、『キングコング対ゴジラ』、『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』)
- 千代田区(『ゴジラ』(1954年))
- 品川(『ゴジラ』(1954年)、『ゴジラvsデストロイア』、『ゴジラ×メカゴジラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』、『ゴジラ FINAL WARS』)
- 文京区(『キングコング対ゴジラ』)
- 港区(『三大怪獣 地球最大の決戦』、『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』、『ゴジラ対メガロ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』、『ゴジラ FINAL WARS』)
- 小笠原村(『怪獣総進撃』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- 新宿(『ゴジラ』(1984年)、『ゴジラvsキングギドラ』、『ゴジラ2000 ミレニアム』)
- 晴海(『ゴジラ』(1984年))
- 伊豆諸島(『ゴジラ』(1984年)、『ゴジラvsビオランテ』)
- 伊豆大島(三原山)(『ゴジラ』(1984年))
- 芝浦(『ゴジラvsモスラ』)
- 赤坂(『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』)
- 有明(『ゴジラvsデストロイア』)
- お台場(『ゴジラvsデストロイア』、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 渋谷(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 道玄坂(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 虎ノ門(『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』)
- 神奈川県
- 横浜市(『三大怪獣 地球最大の決戦』、『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』、『ゴジラ×メカゴジラ』)
- 箱根(『三大怪獣 地球最大の決戦』、『ゴジラvsビオランテ』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』))
- 横須賀市(『メカゴジラの逆襲』)
- 小田原市(『ゴジラvsビオランテ』)
- 丹沢(『ゴジラvsモスラ』)
- 真鶴町(『ゴジラ FINAL WARS』)
- 山梨県(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- 静岡県
- 福井県
- 高浜町(『ゴジラvsビオランテ』)
- 若狭湾(『ゴジラvsビオランテ』)
- 愛知県
- 名古屋市中区(『モスラ対ゴジラ』、『ゴジラvsモスラ』)
- 三重県
- 鈴鹿市(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 四日市市(『モスラ対ゴジラ』、『ゴジラvsキングギドラ』、『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 京都府
- 京都市下京区、東山区(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 大阪府
- 大阪市北区、中央区(『ゴジラの逆襲』、『ゴジラvsビオランテ』、『ゴジラvsメカゴジラ』、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 福岡県
- 福岡市博多区、中央区、早良区(『ゴジラvsキングギドラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- シーサイドももち(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 福岡市博多区、中央区、早良区(『ゴジラvsキングギドラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 大分県
- 別府市(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 熊本県(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 鹿児島県(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 沖縄県(『ゴジラ対メカゴジラ』、『ゴジラ FINAL WARS』)
日本国外[]
- アメリカ合衆国
- ニューヨーク(『怪獣総進撃』、『ゴジラ FINAL WARS』)
- ボストン(『 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 』)
- サンフランシスコ(『GODZILLA ゴジラ』)
- アリゾナ州(『ゴジラ FINAL WARS』)
- 中華人民共和国
- 北京(『怪獣総進撃』)
- 香港(『ゴジラvsデストロイア』、『ゴジラvsコング』)
- 上海(『ゴジラ FINAL WARS』)
- 雲南省(『 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』)
- イギリス(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)
- ロンドン(『怪獣総進撃』)
- フランス共和国
- パリ(『怪獣総進撃』)
- ロシア連邦
- モスクワ(『怪獣総進撃』)
- オーストラリア連邦
- シドニー(『ゴジラ FINAL WARS』)
- メキシコ合衆国
- イスラ・デ・マーラ島(『 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 』)
- インドネシア共和国、パプアニューギニア独立国
- ニューギニア(『ゴジラ FINAL WARS』)
- 北極海(『キングコング対ゴジラ』『ゴジラvsキングギドラ』)
- 南極(『ゴジラ FINAL WARS』、『 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 』)
- 架空の島
- ファロ島(『キングコング対ゴジラ』)
- インファント島(『モスラ対ゴジラ』、『ゴジラvsモスラ』)
- レッチ島(『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』)
- ゾルゲル島(『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』)
- ラゴス島(『ゴジラvsキングギドラ』)
- アドノア島(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- バース島(『ゴジラvsスペースゴジラ』、『ゴジラvsデストロイア』)
建物、場所[]
日本国内[]
- 北海道
- 大通公園およびオーロラタウン(『ゴジラvsキングギドラ』)
- さっぽろテレビ塔(『ゴジラvsキングギドラ』)
- 北海道拓殖銀行本店(現:北洋銀行大通支店)(『ゴジラvsキングギドラ』)
- 北海道電力本社(『ゴジラvsキングギドラ』)
- 納沙布岬灯台(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
- 根室本線沿線および根室駅周辺(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
- 根室市街地(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
- 青森県
- 青森駅周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 青森港周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 山形県
- 山形駅周辺(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 文翔館(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 宮城県
- 仙台駅周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 栃木県
- 中禅寺湖周辺(『キングコング対ゴジラ』)
- 茨城県
- 久慈川河口付近(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
- 神宮橋(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
- 東海村原子力発電所(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 千葉県
- 幕張新都心(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 千葉マリンスタジアム(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 幕張メッセ(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 幕張プリンスホテル(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- ワールドビジネスガーデン(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 幕張新都心(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 東京都
- 品川駅(『ゴジラ』(1954年))
- 東海道線(『ゴジラ』(1954年))
- 八ツ山橋(『ゴジラ』(1954年))
- 銀座和光(『ゴジラ』(1954年))
- 銀座松屋(『ゴジラ』(1954年))
- 松坂屋銀座店(『ゴジラ』(1954年))
- 銀座駅(『ゴジラ』(1954年))
- 旧都庁(『ゴジラ』(1954年))
- 日本劇場(『ゴジラ』(1954年))
- 平河町テレビ塔(『ゴジラ』(1954年))
- 国会議事堂(『ゴジラ』(1954年)、『キングコング対ゴジラ』、『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』)
- 勝鬨橋(『ゴジラ』(1954年))
- 講道館(『キングコング対ゴジラ』)
- 荻窪線沿線(『キングコング対ゴジラ』)
- 東京タワー(『三大怪獣 地球最大の決戦』、『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』、『ゴジラ FINAL WARS』)
- 霞が関ビルディング(『怪獣総進撃』)
- 晴海埠頭(『ゴジラ』(1984年))
- 有楽町マリオン(『ゴジラ』(1984年))
- 有楽町、東海道新幹線などの高架橋(『ゴジラ』(1984年))
- 首都高速(『ゴジラ』(1984年)、『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ2000 ミレニアム』、『ゴジラ×メカゴジラ』、『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』)
- 西新宿高層ビル群
- 京王プラザホテル、センチュリーハイアット東京、新宿住友ビルディング(『ゴジラ』(1984年))
- 新都庁、新宿モノリスビル、京王プラザホテル南館(『ゴジラvsキングギドラ』)
- 東京オペラシティ、新宿パークタワー(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
- 新宿中央公園(『ゴジラvsキングギドラ』)
- キャピトル東急ホテル(『ゴジラvsモスラ』)
- レインボーブリッジ(『ゴジラvsメカゴジラ』、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- シーフォートスクエア
- JTBビル(『ゴジラvsデストロイア』)
- センタービルディング(『ゴジラvsデストロイア』)
- シティグループセンター(『ゴジラvsデストロイア』)
- シーフォートタワー(『ゴジラvsデストロイア』)
- ゆりかもめ(『ゴジラvsデストロイア』、『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 羽田空港(『ゴジラvsデストロイア』)
- 東京国際展示場(『ゴジラvsデストロイア』)
- 新宿駅(『ゴジラ2000 ミレニアム』)
- ビックカメラ渋谷ハチ公口店(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 渋谷センター街およびその周辺(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 渋谷109(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- シンボルプロムナード公園(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- お台場空中庭園ビル(架空)(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 渋谷国立科学技術研究所(架空)(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 品川プリンスホテル(『ゴジラ×メカゴジラ』)
- グランドプリンスホテル新高輪(『ゴジラ×メカゴジラ』)
- アネックスタワー(『ゴジラ×メカゴジラ』)
- 地球防衛軍本部(架空)(『ゴジラ FINAL WARS』)
- 神奈川県
- 横浜港、山下公園周辺(『三大怪獣 地球最大の決戦』)
- 横浜マリンタワー(『三大怪獣 地球最大の決戦』)
- 芦ノ湖(『ゴジラvsビオランテ』)
- 横浜駅(『ゴジラvsモスラ』)
- 横浜中華街朝陽門周辺(『ゴジラvsモスラ』)
- 横浜ベイブリッジ(『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- みなとみらい21
- コスモクロック21(『ゴジラvsモスラ』)
- ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル(『ゴジラvsモスラ』)
- 横浜ランドマークタワー(『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- 大涌谷(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- 箱根ロープウェイ(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- 横浜・八景島シーパラダイス(『ゴジラ×メカゴジラ』)
- 新潟県
- 妙高山(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- 大田切トンネル(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- 長野県
- 松本城(『三大怪獣 地球最大の決戦』)
- 山梨県
- 本栖警察官駐在所(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- 静岡県
- 熱海城(『キングコング対ゴジラ』)
- 田子の浦港(『ゴジラ対ヘドラ』)
- 伊浜原子力発電所(架空)(『ゴジラ』(1984年))
- 清水中央総合病院(架空)(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- 東海コンビナート地帯(『ゴジラ FINAL WARS』)
- 富士山及びその周辺(『キングコング対ゴジラ』、『三大怪獣 地球最大の決戦』、『怪獣大戦争』、『怪獣総進撃』、『ゴジラ対ヘドラ』、『ゴジラ対メカゴジラ』、『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』、『ゴジラ FINAL WARS』)
- 愛知県
- 浜風ホテル(架空)(『モスラ対ゴジラ』)
- 名古屋城(『モスラ対ゴジラ』、『ゴジラvsモスラ』)
- 名古屋テレビ塔およびその周辺(『モスラ対ゴジラ』、『ゴジラvsモスラ』)
- 久屋大通公園(『ゴジラvsモスラ』)
- 納屋橋周辺(『ゴジラvsモスラ』)
- 三重県
- 四日市コンビナート(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 鈴鹿サーキット(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 鈴鹿山脈(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 京都府
- 京都タワー周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 清水寺周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 五重塔周辺(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 国立生命科学研究所(架空)(『ゴジラvsメカゴジラ』)
- 大阪府
- 大阪港(『ゴジラの逆襲』)
- 旧大阪市役所(『ゴジラの逆襲』)
- 大阪城(『ゴジラの逆襲』)
- 日本銀行旧大阪支店(『ゴジラの逆襲』)
- 北大阪変電所(『ゴジラvsビオランテ』)
- 大阪ビジネスパーク(『ゴジラvsビオランテ』)
- 大阪湾(『ゴジラvsビオランテ』、『ゴジラvsメカゴジラ』)
- クリーンエネルギーファクトリー(架空)(『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』)
- 兵庫県
- メリケンパーク(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 広島県
- 原爆ドーム周辺(『ゴジラvsキングギドラ』)
- 香川県
- 瀬戸大橋(『ゴジラvsキングギドラ』)
- 福岡県
- イムズ(『ゴジラvsキングギドラ』)
- 西鉄福岡駅(『ゴジラvsキングギドラ』)
- 中洲(『ゴジラvsキングギドラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 福岡タワー(『ゴジラvsキングギドラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- アクロス福岡(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- シーホークホテル(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 大分県
- 別府タワー付近(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 城島後楽園(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 熊本県
- 阿蘇山ロープウェイ(『三大怪獣 地球最大の決戦』)
- 熊本交通センター付近(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 熊本城付近(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 鹿児島県
- 鹿児島湾(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 天文館通付近(『ゴジラvsスペースゴジラ』)
- 池田湖(『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』)
- 沖縄県
- 万座毛(『ゴジラ対メカゴジラ』)
日本国外[]
- 国際連合本部ビル(『怪獣総進撃』)
- クレムリン宮殿(『怪獣総進撃』)
- エトワール凱旋門(『怪獣総進撃』)
- 啓徳空港(『ゴジラvsデストロイア』)
- 自由の女神像(『ゴジラ FINAL WARS』)
- シドニー・オペラハウス(『ゴジラ FINAL WARS』)
- シドニー・タワー(『ゴジラ FINAL WARS』)
- 東方明珠電視塔(『ゴジラ FINAL WARS』)
未製作作品[]
- 続 キングコング対ゴジラ
- フランケンシュタイン対ゴジラ
- バットマン対ゴジラ
- 怪獣大襲撃
- ゴジラ対ヘドラ 2
- ゴジラ・レッドムーン・エラブス・ハーフン 怪獣番外地
- 円谷プロが1973年に企画していた映画。
- 大怪獣沖縄に集合!残波岬の大決斗
- ゴジラの復活(1978年、1980年)
- 日米合作 ゴジラ
- ゴジラ対アスカ要塞
関連作品[]
- 超星神シリーズ
- 2000年代前半から中期に東宝が製作した特撮ヒーローテレビドラマ。歴代ゴジラ怪獣を連想させる怪獣(新規造型であるが、イメージソースに意図的に過去の東宝怪獣を使っている)が登場する。また、一部スタッフはかつてゴジラシリーズの製作に携わっている(川北紘一、鈴木健二など)。
- ウルトラQ、ウルトラマン
- 円谷プロ製作の特撮テレビドラマ。ゴジラやバラゴンの着ぐるみなどが流用されている。『ウルトラQ』第1話のゴメス、『ウルトラマン』第10話のジラースはゴジラがベース。
- プルガサリ
- 1985年にゴジラ制作スタッフが北朝鮮に招かれて制作した怪獣映画。
- 流星人間ゾーン
- 1973年テレビシリーズ。主人公である防人ファミリーの要請によって現われる味方の怪獣としてゴジラが登場する。また、敵であるガロガ星人はキングギドラ、ガイガンを尖兵とする。製作は東宝映像、萬年社。監修に田中友幸、本編監督に本多猪四郎、特技監督に中野昭慶、川北紘一、等、ゴジラ本編に関りの深いスタッフが担当している。
- 行け!ゴッドマン、行け! グリーンマン
- 『おはよう!こどもショー』内の特撮コーナー。東宝企画製作でサンダ、ガイラ、ガバラ、カメーバ、ゴロザウルス、ミニラなどが登場した。またゴジラの着ぐるみをゴモラ風に改造した新怪獣ツノジラスが登場。
- ALWAYS 続・三丁目の夕日
- 映画冒頭部で、東宝の許可を得た「本物」のゴジラがCGで登場する。詳細は#その他の作品を参照。
ゲーム作品[]
- ゴジラ VS 3大怪獣(MSX)1984年発売
- 『ゴジラ』東宝(株)事業部、(PC88)、1984年11月発売、4800円(テープ版)。
- 旧作ゴジラ(1954年(昭和29年)公開)を基にしたアドベンチャーゲーム。
- 暴龍ゴジラ 大都市壊滅(FM-7)1985年発売
- ゴジラくん(MSX)1985年発売
- ディフォルメされたゴジラが登場するアクションパズルゲーム。のちにゲームボーイへ移植された。
- ゴジラ(ファミリーコンピュータ)1988年12月9日発売
- ゴジラとモスラを操作し、ゴジラ怪獣だけでなく、モゲラやゲゾラなどの東宝映画の怪獣を倒していくアクションゲーム。ストーリーは地球侵略を目論むX星人の基地が木星で発見され、地球政府がゴジラとモスラを送り込むというもの。
- ゲームは大きく分けて移動パートとアクションパートに別れており、シミュレーションゲームのようなヘクスマップを移動して敵怪獣と対決したり敵基地を破壊したりする。開発は『ぷよぷよ』のコンパイル。
- アクションパートで対戦する敵怪獣はゲゾラ、モゲラ、バラン、ヘドラ、バラゴン、ガイガン、メカゴジラ、そして最後の敵として立ち塞がるキングギドラである。また、ラストステージでは移動パート中に轟天号も登場する。
- ゴジラ(PC-9801)1993年10月15日発売
- 『大戦略』のシステムを使って作られたシミュレーションゲーム。列島震撼と同じく、プレイヤーは防衛軍や自衛隊を指揮して、ゴジラを始めとする怪獣を撃退する。初代ゴジラから、『ゴジラvsキングギドラ』までをカバーしている。実在兵器だけでなく、メーサー戦車などの架空兵器も登場するが、怪獣たちの攻撃力はあまりに強力なため、なんとか被害を抑えつつ勝利条件を満たすことが必要となってくる。
- Godzilla 2 - War of the Monsters(ファミリーコンピュータ)1991年発売
- ゴジラ(アーケード) 1993年稼動
- 怪獣王ゴジラ(ゲームボーイ)1993年12月17日発売
- 超ゴジラ(スーパーファミコン)1993年12月22日発売
- ゴジラ 爆闘烈伝(PCエンジン)1994年2月26日発売
- アルファシステムが開発。 『ストリートファイターII』などのような対戦格闘ゲーム。
- マニアックさはSFC版の比ではなく、ゴジラはスーツ別で10匹以上おり、キングギドラも「宇宙超怪獣」「超ドラゴン怪獣」「メカ」に分かれ、メカゴジラIIは首が無くなっても動ける。ゴジラのアクションも、各エピソードの元になった映画作品の演出を採用している(全身発光など)。演出も非常に凝っており、ストーリーモードでは次に戦う怪獣のシルエットと共に、鳴き声が再生されていた。ボーナスゲームとしてゴジラ映画に関連するクイズコーナーもあった。
- ゴジラ 怪獣大決戦(スーパーファミコン)1994年12月9日発売
- アルファシステムが開発。
- 登場怪獣はゴジラ、アンギラス、モスラ、キングギドラ、ガイガン、メガロ、ビオランテ、メカゴジラ(初代)、メカゴジラ(Gフォース版)。対CPU戦ではメカゴジラ(Gフォース版)以外の8匹の中から選択し、同キャラ以外の8匹を倒せばクリアとなる。スコアが一定以上に達しているとスーパーメカゴジラ、轟天号が乱入してくる。さらに隠しコマンドを入力すれば、この2体を対戦モードで使用できた。対戦前に自キャラ名と対戦キャラ名が黒バックに大きく赤文字で『○○VS.○○』と、映画のタイトルコールのように映し出されるという演出が入る。
- モスラの隠し技としてバトラが乱入、対戦怪獣にモスラと同時攻撃をしたり、モスラステージでサンリオピューロランドのアトラクション『怪獣プラネット ゴジラ』に登場するオリジナルメカ「アース号」が背景に出現する。さらにスーパーメカゴジラにいたっては2本先取すると勝利ポーズに『ゴジラvsメカゴジラ』に登場したプテラノドン型のメカまで登場するなど、マニアックな演出が多い。また1995年4月に、日本国外での発売も予定されていたが未発売に終わる。
- ゴジラ 怪獣大進撃(ゲームギア)1995年12月8日発売
- ゴジラ〜列島震撼〜(セガサターン)1995年12月22日発売
- プレイヤーがGフォースの指揮官となり、さまざまなユニットを使って怪獣を撃退するステージクリア式のリアルタイムシミュレーションゲーム。ドット絵で描かれたグラフィックと、映画の映像を取り込んだデータ画面等が美しく、一部ステージを除いてゲームバランスも良好。また、平成シリーズ(84ゴジラからデストロイアまでの世界観)が舞台の作品ながら、登場怪獣が昭和シリーズからも多数登場し、昭和メカゴジラ(敵)対平成メカゴジラ(味方)の夢の対決も実現。発売当時撮影中であった「デストロイア」も特別出演していた。
- メーサータンクやスーパーX、メカゴジラ、モゲラなどを使うが、ステージによって使えるユニットが制限されている上に、怪獣の攻撃力、耐久力は強力なため、力押しでは勝てない。補給、修理車両を活用する、ヘリコプターなどを使って怪獣を誘導し、怪獣同士を戦わせて共倒れさせる等、効率よく怪獣を攻撃する戦略性が必要。
- ゴジラ・ジェネレーションズ(ドリームキャスト)1998年11月27日発売
- ゴジラを始めとする怪獣を操作して、日本の大都市を破壊するというゲーム。敵としてGフォースの戦車や戦闘機が登場し、また特定のステージにて街の破壊率が一定の数値に達すると、スーパーX、X2、XIIIがボスとして登場する。
- 操作可能な怪獣はゴジラ、メカゴジラ、初代ゴジラ、ハリウッド版ゴジラ、ミニラの5体に加え、隠しキャラクターとしてジャイアント芹沢博士というとんでもないキャラクターが登場する。
- ゴジラ・トレーディングバトル(プレイステーション)1998年12月3日発売
- 東宝株式会社 映像事業部が開発した、『モスラ2』までの東宝特撮怪獣(キングコング、メカニコングを除く)が総出演するトレーディングカードゲーム。
- GODZILLA: The Series(ゲームボーイカラー)1999年11月30日発売
- ゴジラ・ジェネレーションズ・マキシマムインパクト(ドリームキャスト)1999年12月23日発売
- ゴジラ・ジェネレーションズの続編として作られたソフト。操作できる怪獣はゴジラのみだが、各ステージが「町の破壊」と「怪獣との戦い」の2段階になっている。敵怪獣は、ビオランテ、キングギドラ、モスラ(幼虫・成虫)、スペースゴジラ、そしてラスボスがデストロイア(幼体・完全体)となっていて、そのほかに、ゲームオリジナルキャラのモゲラII、スーパーメカゴジラII、スーパーXIIIなども登場する。
- Godzilla: The Series Monster Wars(ゲームボーイカラー)2000年11月30日発売
- ゴジラ怪獣大乱闘(ニンテンドーゲームキューブ)2002年12月12日発売
- ゴジラ怪獣大乱闘アドバンス(ゲームボーイアドバンス)2003年12月11日発売
- ゴジラ怪獣大乱闘 地球最終決戦(プレイステーション2)2004年12月9日発売
- ゴジラ UNLEASHED(Wii)2007年12月5日発売
- バトルサッカー フィールドの覇者(スーパーファミコン)1992年12月11日発売
- コンパチヒーローシリーズの一部の作品にはゴジラも出演している。パワーやディフェンスが高めに設定されることが多い。
- バトルベースボール(ファミリーコンピュータ)1993年2月19日発売
CM[]
上記ゲーム・映画のCMは除く。
- 京都銀行(1992年頃)
- 『ゴジラvsモスラ』の公開される以前に放送されていたもので、清水寺の前を歩いたり、大文字山に銀行のシンボルマークを焼き付けたりする。偶然にも『ゴジラvsメカゴジラ』の京都襲撃シーンを先取りした形となった。
- 西友(1992年 - 1994年)
- 『ゴジラvsモスラ』、『ゴジラvsメカゴジラ』、『ゴジラvsスペースゴジラ』及び、『ヤマトタケル』の公開時期に放映された。川北紘一特技監督の手によるもので当該作品の特撮シーンと登場キャストの新撮映像で製作されていた。ゴジラの熱線で巨大な「¥」が爆発したり、モスラの羽ばたきで沢山の「¥」が舞い上がったりといった演出がなされた。
- 天神愛眼(1994年)
- 福岡の眼鏡販売店で、『ゴジラvsスペースゴジラ』の公開時期に放映された。同作で福岡が最終決戦の舞台になっていることもあり、「天神愛眼が狙われている!」と題して同社の社長が軍服姿でセールをアピールするというもの。
- ウベハウス(1995年 - 1997年頃)
- 一軒家の中でゴジラとリトルゴジラがじゃれあい、堅牢さをアピールしている。着ぐるみは『vsスペースゴジラ』のもの。
- パールライス(1995年頃)
- 『ゴジラvsデストロイア』の公開時期に放映された。暴れるバーニングゴジラを背景に「パールライスが食べたい」とテロップと声が重なる。映像は『vsデストロイア』の流用で、同様のシーンを用いたポスターも製作された。
- ベスト電器(2002年)
- 『ゴジラ×メカゴジラ』の公開時期に放映された。同作の映像を流用しており、戦闘シーンにゴジラの放射火炎やメカゴジラのプラズマレーザー砲と同色のテロップが挿入されていた。
- キヤノン EOS Kiss デジタルX(2006年)
- ゴジラがKISSのメイクをして登場し、熱線を吐く(KISSキッズも空に向かって熱線を吐いている)。着ぐるみは『ゴジラ FINAL WARS』のもの。
- キリンビバレッジ FIRE(2009年)
- 松井秀喜と共演。ゴジラはシルエットのみの登場。
その他の媒体展開[]
- 怪獣人形劇『ゲキゴジ』
- 劇団こがねむしによる人形劇。登場怪獣は、ゴジラ、ミニラ、リトルゴジラ、アンギラス、バラゴン、ゴロザウルス、モスラ、ガバラ、ドラット、キングギドラ、ヤングシーサー、ミヤラビちゃん。ゴジラは主人公の「ゴジラくん」(モスゴジ似)「キンゴジくん」(キンゴジ似)「とびゴジラ」(総進撃ゴジ似)「パパゴジラ」と4種類も登場する。
パチンコ[]
- CRゴジラ2(1999年2月導入・ニューギン)
- CRゴジラ(2003年5月導入・ニューギン)
- CRゴジラ(2006年12月導入・ニューギン)
- 川北紘一特技監督による完全撮り下ろしの『ゴジラvsキングギドラ』が収録されている。登場怪獣は、ゴジラ、ミニラ、キングギドラ、モスラ、ラドン、ガイガン、メカゴジラ、スペースゴジラ、デストロイア。小美人、X星人も登場する。実際の映画で使われた着ぐるみなどを使用。ゴジラの着ぐるみは『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』のもの。
- CRゴジラ〜破壊神降臨〜(2010年7月導入・ニューギン)
- ゴジラシリーズ第4弾。ニューギンよりバトライズスペック第3弾。
参考文献[]
原作小説[]
- 香山滋『ゴジラ、東京にあらわる』(小説版の最新版タイトル)ISBN 4265063071
- 香山滋『ゴジラとアンギラス』(『ゴジラの逆襲』の小説版『ゴジラ 大阪編』の最新版タイトル)ISBN 4265063160
- 香山滋・福島正実『怪獣総進撃(怪獣小説全集1)』(本来の原作である企画書版の小説を収録)ISBN 4882930714
資料集類[]
- 山田誠二『ゴジラ大全集 - 東宝特撮映画ポスターコレクション』ISBN 488718364X
評論系[]
- 冠木新市 編『ゴジラ・デイズ』 集英社 ISBN 4087488152 1998年
- 原田実『怪獣のいる精神史 - フランケンシュタインからゴジラまで』 風塵社 ISBN 4938733161 1995年
- サーフライダー21『ゴジラ研究序説』 PHP研究所 ISBN 9784569602431 1998年
- 高橋敏夫『ゴジラの謎 - 怪獣神話と日本人』 講談社 ISBN 4062093189 1998年
- 高橋敏夫『ゴジラが来る夜に - 「思考をせまる怪獣」の現代史』 集英社文庫 ISBN 4-08-747146-2 1999年(ISBN 4331006298 の改訂増補文庫化)
- 産経新聞「戦後史開封」取材班 編『戦後史開封 昭和20年代編』 扶桑社 ISBN 459402694X 1999年
- 未来防衛研究所『〜怪獣要撃戦略マニュアル〜 ゴジラ対自衛隊』 角川書店 ISBN 4049300060 1999年
- 野真典和・伊藤誠之介・冬門稔弐『ゴジラ研究読本 - 全24本を総括し、徹底的に分析・解析』 パラダイム ISBN 4894905426 2000年
- デビット・キャリシャー「社会的に観たゴジラ映画 -日米を通して-」 『福岡市総合図書館研究紀要』第4号・第5号 2004年・2005年
- 藤川裕也『ゴジラ・自衛隊決戦史 われ、ゴジラと戦えり』光人社 ISBN 4-7698-1167-5 2004年
- 柳田理科雄『ゴジラVS柳田理科雄 - ゴジラ映画の50年を愛と科学で振り返る』 メディアファクトリー ISBN 9784840111812 2004年
- ウィリアム・ツツイ(神山京子:訳)『ゴジラとアメリカの半世紀』 中央公論新社 ISBN 4-12-003677-4 2005年
その他[]
- GODZILLA Room:フロリダ州マディソンブルー泉の中にある、ゴジラ人形がぶら下げられている水中洞。
- GO GODZILLA GO/IKA:SUPEREUROBEAT vol.92に収録。vol.100にもノンストップバージョンが収録されている。
関連項目[]
- 伊福部昭 - 「ゴジラのテーマ」の作曲者。彼が担当したゴジラなどの特撮映画のテーマをメドレー風に組み合わせた『SF交響ファンタジー(第1 - 3番、『ゴジラVSキングギドラ)』という管弦楽曲も作曲している。
- 倉敷保雄 - フリーアナウンサー。DVD特典のオーディオコメンタリーで聞き手を担当。『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』公開の際にはTV番組『さとう珠緒のゴジラ研究所』でゴジラ博士を務めた。
- デーモン小暮閣下 - ゴジラの鳴き真似コンテストに出場して優勝した実績を持つ。また、『ゴジラvsビオランテ』には本人役で出演した。
- 村仲皆美 - 福岡のローカルタレント。1994年から2004年にかけてKBC九州朝日放送のローカル番組『ドォーモ』内で放送されていた(後に単発番組として独立)、毎年ゴジラ映画の撮影現場をアポなし取材する『ゴジラVS村中ともみ』に出演。
- クローバーフィールド - 2008年公開の米映画。製作者は来日の際、原宿のキディランドでゴジラのフィギュアを見て、映画の着想を得たとのこと。エンディングで流れるBGM(全編手持ちカメラによるドキュメント風に製作されているため、基本的には劇中のBGMは無い)は東宝の怪獣映画にインスパイアされたといい、伊福部昭の曲を彷彿とさせる箇所が存在する。なお同映画の日本語パンフレット内では、ゴジラはすべて『HAKAISHA』と置き換えられて語られている。
- 浦賀駅 - たたら浜(観音崎)にゴジラが上陸したことにちなんで、駅の注意音楽がゴジラテーマ曲が採用。
- 東品川駅周辺はゴジラが頻繁に出没したエリアとして知られており、駅近辺の周辺案内図看板にはゴジラの出没箇所が記されている。
「ゴジラ」の愛称、ゴジラを語源とした名称を持つ人・もの[]
人物[]
- 松井秀喜 - メジャーリーグ・ロサンゼルス・エンゼルス所属のプロ野球選手。「ゴジラ」の愛称で呼ばれる。その縁で映画『ゴジラ×メカゴジラ』にゲスト出演した。
- 嶋重宣 - 広島東洋カープ所属のプロ野球選手。背番号が松井秀喜と同じため、「赤ゴジラ」の愛称で呼ばれる。
- 岡田貴弘 - オリックス・バファローズ所属のプロ野球選手。背番号が上記2人と同じ(#55)ということと、関西出身ということで「なにわのゴジラ」の愛称で呼ばれる。2010年度から登録名は「T-岡田」。
- 佐伯貴弘 - 横浜ベイスターズ所属のプロ野球選手。1992年に読売ジャイアンツに入団した松井秀喜に対抗して、プロ入り時に自ら「メカゴジラ」と名乗る。
- 内川聖一 - 横浜ベイスターズ所属のプロ野球選手。「アゴジラ」の愛称で呼ばれる。
製品[]
- Mozilla - ゴジラをもじって命名されたウェブブラウザ(当初はNetscape Navigatorの開発コードネーム)。
- Bugzilla - バグ管理システム。Mozilla同様、ゴジラにちなんで命名された。
- 日産・スカイラインGT-R - そのハイスペックさから諸外国で「ゴジラ」と呼称されている。
生物[]
- ゴジラサウルス - 実在した恐竜の一種。命名はゴジラにちなむ。劇中でゴジラの起源と設定されて登場したゴジラザウルスとは無関係。
- ホグジラ - アメリカで射殺された、巨大なイノブタ。名の由来は「ホッグ(Hog)」と「ゴジラ(Godzilla)」を合わせたもの。
その他[]
- ゴジラ岩 (石川県) - 能登半島にある奇岩。
パロディ作品[]
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- シムシティ - 災害としてゴジラ、またはマリオシリーズのクッパを模した怪獣が登場し、街を破壊する。
- ブルー・オイスター・カルト - アメリカの1970年代ハードロックバンド。「Godzilla」という曲のバックでゴジラ出現を知らせ、避難を促す日本語の臨時ニュースが聞こえる。ちなみにその台詞をバンドのメンバーに教えたのは音楽評論家の渋谷陽一である。元スキッド・ロウのセバスチャン・バックも来日時に日本のファンのために歌ったが、日本のファンがあまりこの歌を知らず盛り上がらなかった。
- バンビ、ゴジラに会う - ゴジラがバンビを踏み潰すアニメーション映画。『GODZILLA』公開後には、CGアニメによるパロディ作品『Son of Bambi meets Godzilla』が製作された。こちらにはハリウッド版ゴジラが登場する。
- ザ・シンプソンズ - シンプソン一家が日本にやってくるエピソードに登場。ラドン、モスラ、ガメラも登場する。
- マーズ・アタック! - 劇中に『ゴジラvsビオランテ』の映像を使用している。
- 大怪獣東京に現わる - 怪獣自体は登場しないが、東京にゴジラを思わせる「トカゲ型怪獣」が出現したという設定。
- 宇宙怪獣ガメラ - ガメラの足下で「さらばドジラ」という当時休止中のゴジラを意識した映画の看板が横転するシーンがある。
- みんなのいえ - 劇中にゴジラとメガギラスが登場する。
- ウルトラマンマックス - 第11話のTV放映版のみ、冒頭部で子供たちがゴジラとガメラのソフビ人形を戦わせるシーンがあった
- クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦 - 正式にはゴジラではないが、陸上自衛隊が巨大ロボットの撃退に向かう時に「怪獣大戦争マーチ」、巨大ロボットから流れた「ゴジラメインテーマ」で自衛隊が撤退する。劇中、園長先生が記者に巨大ロボットのことを「ゴジラのような巨大な何か」、陸上自衛隊戦車隊隊長が撤退する部下に「あれはゴジラじゃない」と言っている。
- 坂本龍一がNHK-FM放送「サウンドストリート」のDJを担当していた頃、「デモ・テープ特集」という企画があった。その中で、ゴジラのメインテーマに「ゴジラ・ゴジラ・ゴジラとメカゴジラ、モスラ・モスラ・モスラとメカモスラ」というような珍妙な歌詞を付けて歌った作品が投稿されたことがある。この作品は同企画のコンピレーションアルバム「Demo Tape 1」で聴くことができる。
- その他にも、日本の多くのアニメ・漫画作品でゴジラをモチーフにしたキャラクターが登場している。
- SUPER EUROBEATシリーズに収録される楽曲の中に「GO GODZILLA GO」(アーティスト:IKA)というものがあり、歌詞もゴジラに関したものとなっている。
脚注[]
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外部リンク[]
- 「ゴジラ FINAL WARS」オフィシャルサイト - 公式サイト
- 「ゴジラ ファイナル ボックス」オフィシャルサイト - DVD公式サイト
- 林延哉 ゴジラ∼ 忘却の軌跡∼(その 1) 昭和期シリーズ茨城大学教育学部紀要(人文・社会科学,芸術)57 号(2008)29–48
- 林延哉 ゴジラ∼忘却の軌跡∼(その 2)平成/新世紀シリーズ 茨城大学教育学部紀要(人文・社会科学,芸術)57 号(2008)49–69
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